こんにちは。
今回は太陽光発電についてお得かどうかという点について記事にします。
結論から述べると我が家は太陽光発電はつけませんでした。
これは蓄電池も含めて最後まで迷った末やめました。
理由は1つ。元は取れるかもしれませんがコスパが悪いからです。
計算をしてみましょう。
現在、ネットの紹介業者でつけると安いメーカーは太陽光だいたい6kwhで130万程度のようです。(私は建築士に見積もりを頼んだら6kwhで260万とかいうわけのわからない見積もりを出されたので即却下でした。)でも実際は足場代とか雑費がいろいろと取られそうなので、その分も含めて全てコミコミで150万程度と考えます。
現在1kwhの電気の値段が30円くらい。ありえない計算ですが、仮に発電した電気全部を自分で消費したとしましょう(1番良い条件)。だいたい1kwhで年間1000kwhくらい発電されるらしいので、 この場合で利益は年間18万円です。
すると10年で180万の収益。しかし元手が150万かかっているので実際のおとく分は30万です。
15年では270万のもうけ。ただ、10年くらいのところでパワーコンディショナーというなんか制御装置のようなもの寿命が来るので交換しないといけません。6kwhだと2台分30万くらいでしょうか?とすると、15年では270-150-30 つまり90万の儲けです。1年だと4万。元の投資が150万なので、年利は2.6%です。
住宅ローンを使った人はそこから利率が0.5 %程度引かれるので実質約2%です。
2%というと悪くはありませんが、大事なことが数点抜けています。
1. 基準の電気料金は、自分で消費した場合。一番発電量が多いのは家族がいない時間帯の昼なので半分以上は半額程度で電力を売ることになる。実際は3/4程度なので1.5%程度
2. 太陽光の故障のリスク。途中で故障したら自費交換。その際は撤去費用も必要。
3. 年利は実質2%ですが元手(太陽光ユニット)は返金されない。
現在の海外の投信が4%程度です。お金に困ったら売ることで元手も戻ってきます。
時期によって下がることもありますが、我慢していればいずれ戻ってきます。そう考えるとリスクをとって1.5%程度の利益をどう考えるかです。私ならその分、海外投信につっこみます。
住宅を建て始めて気づいたことがあります。
これつけると助成金とか効率とかでお得になるよというものがいろいろあるのですが、実際は全くお得でないことがほとんどです。
というわけで住宅の「お得」はあらゆる意味で要注意です。それではまた次回。